2023年9月17日日曜日

9/23〜24、カストリ書房でお花を販売します。

日に日に秋の訪れが嬉しくなるこの時期、週末だけの期間限定で、カストリ書房にお花屋さんが出現!

■概要
・9月23日(土)、24日(日)
・12:00〜19:00
・入場料なし

秋らしく清々しい催しです。

花と本を通して暮らしを豊かに、をコンセプトに掲げ、目下、浅草山谷エリアで実店舗オープンに向けて奮闘中の生花業SANT JORDI(サンジョルディ)さんをお迎えして、2日間限定ポップアップショップをオープン。

SANT JORDIさんは、数々の店舗への納品やコンペティションへの出品、イベント出店の実績をお持ちの花屋さん。お部屋向けの暮らしに馴染むものから、イベント向けまで需要に応えて活動中。

オーナーの市川さんは、お花や植物、本、ワークショップを通して、「平和」について考えを深めていきたいという思いをお持ちの人物。

去る7月31日には、広島平和記念公園へ花を贈るワークショップを企画。切り花とユリ2本を受け取った参加者は、1本の切り花は持ち帰り、もう1本のユリは全員分を花束に。8月に市川さんが現地へ赴き、献花台まで届けられたそうです。

市川さんがお店を開く候補としている浅草山谷エリアは、江戸・東京の経済発展を下支えするも、差別や貧困、孤独といった側面は日影となってきました。教科書に残らないけれど、現代の社会課題にも通底する地域です。

かつては日雇い労働者が住む「ドヤ街」と、荒っぽくもどこか雄々しく響く言葉で伝えられてきた山谷エリアですが、いまや困窮する高齢の単身世帯が拡がるエリアとなっています。長期的な景気後退や少子高齢化が叫ばれる今日、未来の日本の姿が重なります。

「豊かに老いるとは何か?」を深く考えてきた地域でもあります。

現在の山谷は、マンションや若者向けの住宅、インバウンド向けゲストハウスも多くなり、多様な人々が行き交う場を担いつつあります。しかし、まだまだ人が気軽に集える施設は不十分な印象があります、SAN JORDIさんのお店が実現するよう、ささやかですがカストリ書房なりに応援したいとの想いから当イベントを企画しました。ご共感くださる方、お花が好きな方、是非足をお運び下さい。

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