2017年10月21日土曜日

11/10、19時〜 遊廓春画 朗読イベント『交叉する廓の栄華と虚飾、男と女』

江戸時代、庶民の間で流行したエロティシズム絵画「春画」。寛永年間には多色刷り木版画「錦絵」の技術が完成し、表現力の向上によって、さらに多くの江戸の人たちを魅了してゆきます。

▼チケット購入はこちら
https://kastoripub.stores.jp/items/59e6f99392d75f3ab4001593

春画はグラフィカルな要素に目が奪われがちですが、画の中には、男女のストーリーが活き活きと書き込まれていることをご存じでしょうか? 絵の背景にある「書き入れ」と呼ばれる文章です。書き入れに用いられる「崩し字」などの文字は、現代の字体とは異なり、一般の人にとって解読は困難です。

春画には、遊廓を材に取った作品も多く、今回は遊廓に関連した春画を中心に、春画の中に書き込まれた「書き入れ」の朗読活動を行っている、中野愛梨さんをお招きして、〝遊廓春画〟の朗読会を開催致します。春画を耳で愉しむ、一風変わったイベントです。

春画の中に描かれた遊女と男が交わすのは、愛か、それとも噓か──。

朗読作品

・葛飾北斎『喜能会之故真通』より「蛸と海女」(紹介)
・歌川豊国『絵本開中鏡』より「女郎屋の水揚げ」(朗読)
・菊川英山『絵合錦街鈔』より「月にも花にも」(朗読)
・渓斎英泉『万寿嘉々見』より「京都祇園之躰」(朗読)
などを予定

日程と場所

・11月10日(金)
・19:00開場(19:30開演)〜20:30終演

場所

渋谷ガーデンタワー9F(東京都渋谷区南平台町16-17)
CCC カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社カフェテリア内

朗読者略歴

中野愛梨(なかのあいり) 長野県松本市出身。早稲田大学にて西洋美術史を専攻。パソコン講師、雑誌編集者などを経て、現在に至る。

入場料

・2,000円(税込)
※要事前予約
※お客様のご都合による払い戻し・返金は致しません。
※チケットの郵送は行いません。当日受付にてお名前を頂戴して入場となります。

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